長年使っていなかったピアノの施工事例
まずは音程から。弾き心地まで。
ご希望に合わせた、2つの整え方。
長年調律していないからといって、必ず修理や追加作業が必要とは限りません。今回の2例は、どちらも音程が大きく下がり、通常の調律に加えて音程を引き上げる作業〈粗調律〉が必要でした。一方で、20年ほど経っていても状態が良く、通常の調律で対応できるピアノもまれにあります。年数だけで判断せず、点検結果とご希望をもとに作業をご提案します。
事例1 | 長年調律していなかったピアノ
「まずは音を、きちんと整えておきたい」
大きな修理は不要。音程を優先して整備。
外装を開け、鍵盤と内部の状態を確認。
鍵盤と、その奥にある内部の仕組み。ご相談
長年調律していないことに不安がありながらも、「この機会に」とご依頼。お忙しく、どのくらい弾けるかはまだ分からないため、まずは音を整えたいというご希望でした。
点検で分かったこと
内部の点検・清掃を行ったところ、大きな修理が必要な部品はありませんでした。ただし音程の低下と、鍵盤や内部の仕組みの調整のずれが見られました。
ご希望に合わせて行ったこと
一度音程を合わせるだけでは再びずれやすいこと、弾き心地には別途調整が必要なことをご説明。今回は粗調律と精密調律の二段階を同日に実施しました。
今回の仕上げと、これから
ご希望に合わせ、まずは音程を整えて終了。弾き心地の調整は、定期的に弾くようになったときに改めて検討することにしました。
作業内容と参考料金(税込)
通常料金での参考合計¥19,500+出張費
今回の修理特典の対象にはならない例です。
事例2 | 20年以上使っていなかったピアノ
「実家のピアノを、子どものレッスンに」
必要な部品を修理。タッチまで整備。
レッスンでの再利用に向け、音程とタッチを整備。
鍵盤を支えるフェルトも、弾き心地に関わる部品です。ご相談
お子さんのレッスンに、ご実家で20年以上使っていなかったピアノを活用したいとのご相談。まず点検とお見積もりを行い、ご検討いただいた後に修理をご依頼いただきました。
点検で分かったこと
音程の低下に加え、ハンマーの戻りを助けるひもの全損と、鍵盤を支える布の虫食いがありました。音程だけでなく、鍵盤の動きや弾き心地にも手当てが必要な状態でした。
ご希望に合わせて行ったこと
ご実家で粗調律を行い、鍵盤と内部の仕組み〈アクション〉をお預かりして修理。ご新居への移動後に部品をお届けし、最終調整と精密調律を行いました。
今回の仕上げと、これから
音程に加えて鍵盤の動きやタッチまで調整。お子さんがこれからのレッスンを楽しく続けられるよう、ピアノらしい弾き心地を大切にして仕上げました。
作業内容と参考料金(税込)
がっつり整調プラン音程を合わせる調律に加え、鍵盤と内部の仕組みを細かく調整し、弾き心地を整えます。
¥32,000バットスプリングコード交換ハンマーの戻りを助けるひもを1音ずつ交換し、動作を確認します。
¥27,500鍵盤ブッシング張替鍵盤の横ぶれを抑える布を貼り替え。1鍵ずつ、がたつきと動きの軽さを確かめながら精密に調整します。
¥30,000バランスクロス交換鍵盤の支点を支えるフェルトを交換し、高さや動きを確認・調整します。
¥5,500
通常料金での参考合計¥95,000+出張費
今回の修理特典の条件に当てはめた場合
¥88,700+出張費修理費¥63,000の10%、¥6,300をサービス。
※個人が特定されないように編集しています。2例とも当時は別のキャンペーンで対応したため、上記は通常料金による参考表示であり、実際のお支払い額ではありません。事例2の特典適用後の金額は、今回の受付期限・修理内容などの条件を満たした場合の試算です。調律・整調プランと出張費は修理割引の計算に含みません。粗調律の特典との併用はせず、サービス額の大きい修理特典を適用した試算です。写真は実際の施工時に撮影されたものです。